
4月4日、総合養成科第39期(27名)、および、食肉販売科第14期(10名)の入学式が挙行されました。 当日は、学校長あいさつに続き、理事長の挨拶(全農畜産総合対策部福島部長代読)、来賓の農林水産省食肉鶏卵課課長輔佐小林様より祝辞をいただきました。また、学生代表として総合養成科の国本賢日さんが誓いの言葉を宣言しました。
学校長訓辞(要約)
1. 入学おめでとう。
2. これから諸君は食肉に関する専門技能・知識を学ぶ者として、本校に在学するわけですが、胸の中にしっかりとどめて欲しいことを3点話します。
(1) 技能・技術の修得は基本の反復・繰り返し、しっかり身につけよう。 今日、習ったことは、毎日、夜の課題学習で復習し、イメージトレーニングで明日に備えよう。
(2) 計数・数字に強くなろう。 1頭の豚から骨・脂肪をとったら何kg、価格はいくらか、といった原価計算ができる力を持とう。「原価計算」がビジネス活動の基本となる。
(3) 全国から集まった仲間を大切に、そして「がまんすること」を学べ。 本校教育理念の1つは「心豊かな人間形成」。全寮制の下、共同生活を通じ、人間と人間の交流をし、人生に大きな影響を与える良き友人を見つけて下さい。また、この共同生活から、他人を思いやり、チームとして調和してゆくためにも、「がまん」を学んでください。
3. わが国で食肉が大衆化したのは、ほんの40~50年にすぎず、日本の食生活の中で「食肉の文化」はまだまだ未成熟。諸君にはわが国食肉文化の創造者・指導者をめざすという使命感をもって欲しい。
日本の気候・風土・国民性等の条件にあった、食文化をどう育てるか。ヒントは●春・夏・秋・冬四季の移り変わり ●色彩・美味しさ・盛り付け・楽しさ
●生活のシーン・アウトドア・インドア等々
柔軟な頭脳と溢れる若さと豊かな感性をフルに生かしてください。
4. 終わりに、先に示した3点の課題に取り組むため、目標・計画をたて1日1日を大切に、実り豊かな学生生活を送ることを望みます。すべての諸君の人生の前途遼遠なることを祈って訓辞とします。
以上
入学して10日あまりの学生たちに対し、恒例の「けやき祭」が4月10日実施された。
夕食時間を利用し、学生を6班に分け、その中に先生方が加わり、清水教務部長のジュースによる乾杯に開会し、牛焼肉パティーにより学生・役職員の親睦に当たった。学生たちは用意した牛肉(一人当たり300g)をペロリと食べながら、地元の話や派遣もとの話など終始和やかな雰囲気であり、明日の英気も十分に養えた感があった。
入学して3週間あまり、総合養成科の学生は、現在豚枝肉の大分割、各部位さばきの実習、豚枝肉取引規格、筋学、骨学、食肉流通概論等の学科を学習中、日々の課題学習とともにテストも2回ありました。
特に今年度は、課題学習に豚枝肉のさばき技法の視聴覚(ビデオ)を導入し、各班に別れ、学習をさせています。学生の技術習得に対する向上心は旺盛で、休日はナイフ研ぎにがんばる学生も多く見られます。

食肉販売科の学生たちは、豚枝肉のさばき、整形・小割り、すじひき、牛枝肉のさばき、小割り・すじひきと4月は牛・豚肉の基本的に処理技法に加え、食肉の基礎知識、流通概論、原価計数管理と幅広く基礎知識の習得に当たっています。また、4月19日には有志による懇親会を開催し、情報交換や親睦にあたりました。
連休明けの5月は9日に両科とも課題発表会が開催され、総合養成科は、豚枝肉のさばきに加え、部分肉製造実習に入り、整形技術と部位名の習得、原価計算の基本、食肉衛生、食品衛生関連法規などを学習し、22日は、豚カッティング発表会、23日はさつき祭、26・27日は赤城山研修となります。
食肉販売科は、鶏肉のさばき、商品づくり、輸入牛・国産豚精肉実習により自分たちが商品化した商品を調理しながら試食するという実践的な授業とともに、29日には、豚肉の用途知識発表会が実施されます。